在庫管理における売上回転率を考察する

在庫管理における売上回転率を考察する



かんばん方式」というモノ作りに対する根本的な考え方をご存知でしょうか?

ここでの説明は割愛しますが、費用対効果を考慮した「生産・商品管理」の根本的な考え方になりますので、この機会に再度触れて頂ければ幸甚と存じます。



さて、タイトルにある「在庫管理における売上回転率を考察する」という今回のテーマですが、「在庫」という資産について、もう一度考え直してみたいと思います。



在庫とは、将来において現金化されるモノを意味します。
仕入れた商品を倉庫で一時的にストックし、顧客先へ出荷されるはずです。


しかし、「当時はヒット商品だったが今年は全く売れない」という市場の変化から、当時大量に仕入れた商品が滞留在庫となってしまったというケースはよく耳にします。

ここまでは、「市場の変化に対応出来なかった」という結果論になりますが、問題はここから先の処理方法にあります。


当然、上述のケースであれば、滞留在庫は市場価格より低価格で販売しなければ現金化できません。
もしくは、廃棄する方が賢明である場合も考えられます。
一番良くないのが、何も考えず在庫を倉庫内でストックし続けてしまうことです。


確かに決算書では、資産として計上されますが実態ベースでは「0円」ということになります。
そして、在庫を滞留する習慣が染み付くことで、事業における売上回転率の低下へ繋がりますので、効率のよい商売が出来ていないことが判明します。


在庫管理は企業にとって生命線です。
どうか、徹底した管理体制の下で努めて頂き、効果的な売上高の発生を模索して下さい。

Kazuya Noro

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