中小企業経営 海外生産拠点の移転の兆候

中小企業経営 海外生産拠点の移転の兆候



先日、検索エンジンのトップページから「世界の工場」の終焉というタイトルを拝見しました。

世界の工場とはご承知の通り中国のことであり、同国における人件費高騰から先進国の各企業が、生産拠点の移転を検討している、もしくは既に移転済みといった報道がされておりました。



中国の急激な経済発展が目立つ一方で、先進国においては自国の不景気に伴う人件費低下という現象から、生産ラインを国内に戻している企業が数多く発生しており、中国からの撤退、もしくはコストが更に安い東南アジアに生産拠点を変更している兆候が見受けられます。



第2の中国として注目されているのは、ベトナムインドネシアが挙げられており、昨今の国内政情が安定してきた事と、国民性が真面目で勤勉である事が理由だそうです。同諸国は観光や天然資源を利用した産業が主流でしたが、今後はインフラが整備されると共に大企業の新たな生産拠点に変貌するのかもしれません。



さて、我が国の中小企業もコスト安を考慮して、生産拠点を中国に持たれていると存じます。
上述したように、世界基準では海外生産拠点の移転の兆候が発生しており、自社の中長期計画において生産拠点の変更を検討しなければなりません。
何事も先手を打つ事が寛容かと思いますので、諸外国のリサーチを実施することで準備を万全にして頂ければと存じます。

Kazuya Noro

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