任意売却:任意売却ブログ〜任意売却の現場から〜今を斬る!

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「住民税、固定資産税の支払い延滞による差押」

こんにちは。昨日は新宿区内にお住いのご相談者と債権者を訪問しました。任意売却に向けてのご挨拶で新宿駅前の銀行へ出向きました。新宿区の荒木町にマンションを所有するご相談者です。

住宅ローンの支払い延滞と税金の延滞による差押がご自宅についております。約1年間の税金滞納があるご相談者。差押がついてしまうのは当然のことです。

当社へご相談に来られる方々の意識として一番多いのが、収入が少ないから税金は払わなくていいですよね?という間違った意識を持ってしまっている方々です。

それは大きな間違いであることを私は最初にお話しします。本当に大きな間違いです。ご自宅に税金滞納による差押が入ればそれだけ任意売却を実施するにあたり交渉先が増えてしまうことと、市区町村によって異なりますが先方も簡単には差押解除はしてくれないからです。

今まで税金の滞納による差押解除が困難となり泣く泣く競売になってしまったというご相談者を数多く見てきました。これは事実です。税金の滞納を楽観視してほしくないと思います。

一般的な考えでは税金の差押は全額納付が差押解除条件となる事が殆ど。一部納税等で差押解除がされるケースは稀であり、交渉時間に日数が掛かることも申し添えます。

ご自分とご家族の生活費を優先することは当然のことですが、分納することで無理なく納税することも可能です。一度、ご相談ください。

昨日は銀行担当者と別のお話もさせていただきました。来年の金融円滑化法の終了に向けて今から準備段階に入るんですか?と聞いてみました。

すると、当社のようなコンサルタント会社が入っていないような中小企業や、法案を利用して紙っぺら一枚レベルでリスケを申請している企業さんや住宅ローン債務者ははっきり言ってターゲットになりうると回答頂きました。

ターゲットになりうるとは、法案終了後の通常返済への切り替え月に、中小企業であれば中身のある改善計画書や一般の方であれば根拠ある返済計画表を提出しないと不動産の処分や社長さんや法人で所有している不動産の処分を提示するしかなくなるということです。

地方銀行が中小企業再生のためのファンドを各地域で立ち上げているという新聞記事を目にすることが多くなってきましたが、どれだけ親身になって皆さんを助けてくれるかどうか?・・・・・・

正直、私にははっきりと見えません。ご心配な方は今からご準備を始めてみてはいかがでしょうか?今日はこの辺で。今日はこの辺で。

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代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。

Kazuya Noro

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