コスト削減のヒント ある街並の風景から
コスト削減のヒント ある街並の風景から
「売上は最大、コストは最小」
ご承知の通り、これは商売における大原則です。
ただ、売上に関しては青天井のように期待することは厳しい現実があります。
ですから企業は、1円でもコスト削減に努めているわけです。
タイトルに掲げた「コスト削減のヒント ある街並の風景から」という内容ですが、
日々街を歩いていると、多くの企業努力に気付かされます。
例えば某アパレルショップでは、商品の大半がハンガーで陳列されております。
以前であれば、什器に洋服を折り畳んで、柄やサイズ別に収納されていたと思います。
これですと、お客様が商品を広げた際に、店員が畳み直さなければならないので、現場においては常に商品整理の人員が必要とされていました。
つまり、陳列方法をハンガーに変えた事で、都度商品を畳む人員をカット出来たことによって、人件費の削減が達成でき、尚且つハンガーであればお客様の目にも留まり易く、商品自体はシワが付かないというメリットもあります。
従来の場合は数多くの商品を揃える事で、消費者へ価値を提供してきたスタイルが今では一変している様子を伺えました。
「ニーズに沿った魅せ方を意識し、それでいて質を下げない」
各店舗のディスプレイ1つでも様々を事に気付かされます。
また飲食店を利用する時も、「割り箸」を見かける機会が少なくなりましたし、
過渡に明るい店舗が減ってきた感じが致します。
震災の影響から、節電の意識が芽生えたことを加味しても、照明の数を抑えている店舗は多いそうです。
「店内が薄暗い方が、お客様がリラックスできる」という、ストレスを抱えた現代人を考慮した癒しの空間作りが見直されている模様です。
このように、街を歩いているだけでコスト削減や魅せ方の意識という姿勢を感じることが出来ます。
私見になりますが、変化の激しい現代社会に対応するには、こうして常にアンテナを張る意識が必要かと存じます。
是非、コスト削減のヒントを日常から探して頂き、自社の経営に活かして頂ければ幸いです。
東京商工会ビジネス伝言板→http://www.b-den.net/company/show/id/6933
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