任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル

中小企業仕事が増えて、収益が上がる社会を求めて!

景気上昇の話題が継続してますね。

とはいえ、郊外型ショッピングセンターへ客足を取られ崖っぷちとも出てました。また、消費動向を探る時に私達が活用する指針は、不動産の価格と流動性の動向、自動車の新車・中古車の販売台数。

不動産の価格と流動性は上向いてきていると言われています。不動産はその動向を探る時にジャンルというか、セクションが幅広いので、どこで実態を掴むかで見方が変わってくるので、私達は全体の数値や指標から肌感覚で掴んでいます。

新築の超高額マンションが売れると聞くとびっくりします。一方私達のオフィスの近くに新築マンションが建ちましたが、完成後入居者が入って来ている様子があまり見られません。売れてないのかな?と思ったりします。

完成直後に完売し、続々入居するマンションがあるかと思えば、完成しても売却がうまく進まず入居者があまり入っていない所もあります。中古住宅では、仲介業者が好調に伸びている話はあまり聞かず、業務縮小を強いられる話が多いです。

賃貸では、オフィスビルが好調で空室率が下がってきている。とのデータがある一方で、身近には結構空室が増えているのではないか?と思うことがあります。これは、集計の取り方にもよるので、昔から疑問視しているのですが、オフィスの空室率はオフィスの面積で集計して、都内には何万何千㎡のオフィス面積があり、そのうち何万何千㎡埋まっているという集計方法で公表する事があります。

ですから、上場している会社が株式上昇で資本増加に伴い大型インテリジェントビルに入居すると、面積が埋まりますから、空室率は一気に下がります。空室個数で集計すれば、もしかしたら空室率は増えているかもしれません。

新車の販売数はよくメディアでも報道されています。エコカー減税効果で一時好調だったものの今現在は国内では低迷し始めているようです。海外では、少し持ち直しているようです。

私達は保険会社の加入情報を参考にしてます。中古車の販売動向含めて一つの指針になるからです。今は、高級車と軽自動車の保険の加入が増えているそうです。でも、大幅に増えてきている実感はないようです。

今好調なのは何かと言えば、日経平均株価の上昇に見られるように投資資金です。実態の事業実績の向上とはあまり連動しないお金の動き。バブルの発動かと思ってしまう私達です。中小企業に仕事が増え、実態を伴った事業収益の向上によって個々人の所得があがり、国内の消費が増えて行く。

そういった循環に入れるでしょうか。グローバル化や、TPPによって国内経済循環より、海外へ生産と需要を求めて、低コスト、低価格を推し進めていくと危うい気がします。

もっと日本ブランドとしての安全性と質を売りに内需拡大の方向に政策的に後押しして欲しいものです。それでも、私達中小企業は、外的要因がどうあろうとも、生きて行かなければなりません。再生するチャンスでもあるのです。一緒に頑張って行きましょう。

全国書店にて発売中。

経営コンサルタント・経営コンサルティングの検索・経営相談ならコンサルBank
代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。

Kazuya Noro

バナーを作成

住宅ローンが払えない!寺子屋塾





人気ブログランキングへ
〜良かった記事にはランキング投票をお願いします。〜

(アイコンをクリックすると投票されます)