任意売却事業再生ブログ:従業員50人未満の社長さんのための事業再生バイブル
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銀行がお金を貸す判断基準とは 「インタレスト・ガバレッジ・レシオ」
「この企業は本当に借入金を返済できるのか?」
という不安がある以上、銀行は融資には応じてくれません。
これは当たり前の話です。
銀行はお金を貸す際、多くの書類を提出することを求めます。
決算書は勿論のこと、工事明細書から在庫一覧表といった書面から得た情報を整理することで、その企業へ貸す金額を決定します。
これを一般的には「審査」と呼んでいます。
では、銀行がお金を貸す判断基準は、具体的にどのようなポイントがあるのか紹介したいと思います。
弊社のコンサルティングでも活用しておりますが、ある経営指標に着目する手法です。
その経営指標とは「インタレスト・ガバレッジ・レシオ」といいます。
詳細は割愛しますが、営業利益に受取利息と受取配当金を足したものを支払利息で割った数値です。
この指標から企業の支払利息の支払能力を判断します。
簡単に説明すると、インタレスト・ガバレッジ・レシオは、営業利益が支払利息の何倍かを見る指標です。
この倍率が「1」ならば、営業利益と支払利息が等しいことがいえるため、更なる追加融資は厳しいと判断されるでしょう(但し受取利息がない場合)。
そして、倍率が「1」に満たない状況であれば、利払いすらできないことが一目瞭然となります。
判断基準の倍率は、「10」以上であれば問題なしであり、「1」以下ならば要検討ということになります。
但し、あくまで指標上での判断ですから、これが全てということではありません。
是非この機会に、御社のインタレスト・ガバレッジ・レシオを見直し頂ければと存じます。
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代表の野呂のインタビューがコンサルBankさんのサイトへ掲載されました。
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