売掛金・買掛金の管理の重要性
売掛金・買掛金の管理の重要性
多くの企業では、決算書の貸借対照表において売掛金(資産)、買掛金(負債)という勘定科目を使用されているかと存じます。
売掛金・買掛金の数値は、事業規模を表すものであり、重要視された勘定科目であることがいえます。
上述から、売掛金・買掛金の管理は会社経営の生命線であり、経理処理の際には何よりも注力すべきポイントとなります。
私が会計事務所に勤務していた時は、お客様に売掛金・買掛金の台帳を作成するよう指導していました。
当時は手書きの表でしたが、売掛金の回収(入金)時や買掛金の支払い(出金)時における、各科目の残高を一覧できるようなシステムを提案しておりました。
とりわけ買掛金の支払いサイトが、売掛金の回収サイトよりも早い場合は、資金繰りが逼迫する恐れがあるため、細心の注意が必要になりますので、台帳を活用した日々の入出金管理法は有効です。
各業界による商習慣から、売掛金のサイトが60〜90日というケースが存在します。
特に建設業で公共事業の工事を請負っている企業は、買掛金の支払いが先行してしまいますので、資金繰り表と台帳を照合することで現預金残高を管理して頂ければと存じます。
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