銀行交渉 金利(支払利息)の変更について

銀行から資金調達を実行する際、必ず月々の元金返済と金利(支払利息)が発生致します。



簡単に説明すると、金利は銀行の「儲け」になりますので、利率が高ければ先方にとって好条件であることはご理解頂けれると存じます。
一方で、金利が高いことは債務者(お金を借りる側)にとって不利な条件になります。

借入金返済のリスケジュールを行なっても、元金返済は一時的に止めることは可能だが、金利を支払うことについては、先述した通り「銀行の儲け」という概念が存在しますので、支払を止めることが出来ないのが一般的です。

お客様の中には、リスケジュールを実行すると「金利の支払いも止まる」と考えている方が稀におりますので、ご注意願いたいと思います。



タイトルにある「金利(支払利息)の変更について」とありますが、
融資を受ける・住宅ローンを組む時には、銀行から「返済スケジュールプラン」の提示があると思います。その時に注意して頂きたいポイントとして、「金利」が挙げられます。

法人でも個人でも、現在から将来の収支を予測し、先方が提示した「元金+金利」が適正であるか、という事項について緻密なシミュレーションが必要です。

これ踏まえ、自身にとって厳しい条件であれば、金利の変更を先方に打診することは十分可能です。
但し、先方も納得するだけの整合性のある理由が必要となりますので、一方的に金利の減額を迫ることは逆効果となるケースもございます。



何事も「始めが肝心」ですので、先方が提示したプランと資金繰りを照合することで、有意義な財務施策を行なって頂ければ幸いです。
個人の方も、家計と定年退職後の年金生活を十分に加味した上で、金融機関からの借入れを検討するよう努めて下さい。

Kazuya Noro

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